初めての峠、そして別れ

こんにちは、03です。
僕の仕事上水曜日がお休みの為、今日は美山周山街道ではなく新しい峠道を発見しようと今まで行ったことの無い道に挑戦することにした。
今回僕が走った道は京都市から9号線を走り亀岡市から423号線を突っ切るルートだ。
目的地は京都人、大阪人なら聞いたことのあるであろう
「ファミリーマート 豊能町余野店」通称『余野コン』である。


ここは休日になるとライダーで溢れかえる他のコンビニとは異質な店舗だ。
どんな道に出会えるのか心躍らせながら走りだした。
心なしかRSV4のV型エンジンも少しL型に背伸びしたように感じた。(多分気のせい)

さぁ9号線を走って亀岡市内へ突入する訳だがここであることを思い出す。
昔僕の勤務地は亀岡で仕事でよく車を走らせていた。
毎回9号線はかなり混んでいた記憶がある。
「まさか激混みしているのでは無いだろうな。」と
答えは大正解。「越後製菓!」と言わんばかりのピンポンが脳内に鳴り響く。
423号線に辿り着く「加塚」と言うところまで半クラで30分ほど灼熱のエンジン熱に耐えながら歩いた。
加塚へ到着しようやく峠道だ。そうすればきっと気持ちよくワインディングを走ることができる。
そんな期待を胸に赤信号が青信号になるのを心待ちにしていた。
423号線走りだして車の数が減ったものの常に前には車が走っている。
「まぁ白線の破線になったら追い越しをしよう」と思っていた。


違和感に気づく。
走れど走れどどこまでも続くイエローライン
峠道の車は特に遅く、安全意識の高い運転手になると時速10kmまで減速することも珍しくない。
結局余野コンまで車を追い越しすることなく到着してしまった。
法を犯してまで自分が楽しみたいと思う人間では無いためどんな状況でもイエローカットはしない運転をしていたが今回のはさすがに精神的にも堪えた。
せっかくの初余野コンと言うわけで写真をパシャリ。

ダンディなducati乗りのおじさま2人とそのバイクを見ながらコーヒーを飲む。
帰りは下って箕面から帰宅するのも良かったが遠くなるため諦め、来た道を戻ることにした。
帰りも当然車を追い越せるわけもなくノロノロと峠道を走り、9号線へと合流した。
そして行き道と同様に渋滞の中を帰宅した。

消化不良のまま車庫にバイクを納め、次なる峠道を探すために地図とにらっめこをするのであった。

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